💰第2回:「ブランディングって高そう?」
──“今できるところから”始めれば大丈夫。
こんにちは!ALO.デザイナーのヨコヤマです。
地域や人の想いに寄り添いながら、事業の「伝わる力」をカタチにするお手伝いをしています。
今日は、ブランディングにかかる費用や進め方について、なるべくリアルにお話します。
「いきなり全部」じゃなくて大丈夫
「ロゴ」「名刺」「サイト」「パンフレット」……やろうと思えば、キリがないのがブランディング。
でも、一気に全部やる必要はありません。
たとえば、
* まずはロゴと名刺だけ整える
* ホームページは後からでもOK
* SNSのトーンやプロフィール写真だけ整える
という風に、できるところから、少しずつ始めればいいんです。
「ロゴ+ルール」で “伝わる軸” ができる
実は、ロゴだけでなく 色・フォント・使い方のルールを一緒に整えると、その後のすべての発信がぐっと楽になります。
ALO.では、最初のステップとしておすすめしているのが「ミニVI(ビジュアル・アイデンティティ)セット」。
これは、ロゴに加えて以下のような要素をまとめた “伝える軸” です
* メインカラー・サブカラー
* 使用するフォント
* ロゴの使い方(余白、サイズなど)
* 雰囲気に合った写真やイラスト、言葉のトーン
これがあると、名刺・チラシ・SNS・ウェブサイトなど、すべての媒体で“その会社らしさ”が伝わるようになります。
費用の目安
(ALO.でよくご依頼いただく内容)
- ロゴマーク制作 :10万円〜
- 名刺・ショップカード:2.5万円〜
- ホームページ(簡易):20万円〜
- ミニVIセット(ロゴマーク+カラー設計+フォント選定+簡易ルール化):15万円〜
もちろん、すべてを一度に進めるのではなく、「今のうちに必要な部分だけ」を整理しながら、無理のない進め方をご提案しています。
ブランディングは“未来への種まき”
一度「うちらしさ」の軸ができれば、それはずっと使い続けられる資産になります。
名刺・ホームページ・SNS・パンフレットなど、どこにいても“同じ空気感”が伝わることは、信頼や安心感に直結します。
とくに小さな会社にとっては、
* 顔が見える安心感
* 想いがある誠実さ
* 地域とのつながり
これらを「カタチ」で伝えるだけで、大きな差別化になります。
最後に:「“最初の一歩”は、小さくてもいい」
ブランディングは、いきなり“立派なもの”を作る必要はありません。
むしろ、今ある想いや日々の仕事の中にある魅力を、そっとすくい上げるところから。
そしてそれを、言葉とカタチにする小さな一歩が、未来のお客さまとの出会いにつながっていきます。
次回は、いよいよ「じゃあ実際にどう進めるの?」というステップと注意点をお伝えします。