――“言語化できないモヤモヤ”こそ、デザインの出番です。
こんにちは、ALO.です。
初回の打ち合わせでよく聞く言葉があります。
それは、
「うちの強みって…なんでしょうね」
「なんとなくはあるけど、うまく言葉にできなくて」
でも実は、これってとても自然なことなんです。
なぜなら、多くの事業者さんは“仕事そのもの”に一生懸命で、
言葉にする時間がないだけだから。
むしろ、言葉にできないくらい当たり前になっている“価値ある行動”をしている証拠ともいえます。
言葉にならない「想い」こそ、デザインの出発点
ALO.では、そういった“モヤモヤ”をそのまま聞かせていただくところから支援を始めています。
たとえば、
* 長年通ってくれるお客さんとのエピソード
* いつも自然にやっているひと手間
* スタッフが大事にしている口ぐせ
こうした日常の中に、「らしさ」や「強み」のヒントが詰まっています。
だから私たちは、「ヒアリング」というより
“会話しながら一緒にほどいていく時間”を大切にしているのです。
強みとは、「競争優位」だけじゃない
よくあるマーケティングの言葉で「競合と差別化しましょう」と言われますが、
私たちは“差をつける”ことよりも、“自分たちらしさを浮かび上がらせる”ことを意識しています。
「唯一無二」じゃなくていい。
でも、「この人たちらしいな」「こういうところが好きだな」と、
相手の記憶に残るような輪郭を描けたら、それが「ブランドの芯」になります。
例:ご本人が気づいていなかった“らしさ”が形になったケース
ある家族経営のとんかつやさん。
「自分たちの強みがわからない」と悩まれていたのですが、
ヒアリングを重ねるうちに、“特徴ある地元の素材を使っていること”や“日本料理の技術を活かした丁寧な仕事”が見えてきました。
その後、その強みをいかしたメニューをご提案したところ、
「そう、こういう感じにしたかった。すごく、ウチらしい」と言ってくださり、
実際に、その地元食材の高単価メニューの注文がぐっと増え、看板商品として育ち、大変喜んでいただきました。
一緒に言葉にして、一緒にカタチにしていく
ALO.の支援は、何かを“与える”というより、
お客様の中にあるものを一緒に言葉にし、伝わる形に翻訳するプロセスです。
「うちの強みって何だっけ?」という問いから始めても、
最後には「これがうちらしいね」と誇れるカタチになっている――
そんな道のりをご一緒できたら嬉しいです。
強みは、外に探しに行くものではなく、
すでにある日常の中に、きっとあります。
私たちはそれを「ダイアモンドの原石」と呼んでいます。
その「ダイアモンドの原石」を、見つけて、磨いて、伝えていく。
ALO.は、そのプロセスを伴走します。