デザインって、結局なんのためにあるのか

デザイン

――「整える」ことの、その先へ。

こんにちは、ALO.です。

日々、パンフレットやロゴのご相談をいただく中で、
「デザインして、きれいに見せたい」という声をいただくことがあります。

たしかに、整っていることは大切です。
でも、それはゴールではなく、“前提”だと私たちは考えています。

 

「きれいに整える」は、最低限のスタートライン

たとえば、情報が雑然とした資料や、読みにくいチラシを目にしたとき。
まず必要なのは「読みやすく、伝わる形に整えること」ですよね。

でもそれだけでは、
「なんか見たことあるな」「どこかで見た気がするな」で終わってしまう。

伝えたいことが伝わるかどうかは、“中身”と“構造”にかかっていると、私たちは考えています。

 

デザインは、「伝わる形」にするための設計

ALO.では、デザインを
「伝えるべきことが、ちゃんと届くように整える“設計”」
だと捉えています。

見た目の美しさや統一感は、そのための手段。

 

大事なのは、

  • 何を届けたいのか(本質)

  • 誰に届けたいのか(相手)

  • どんな印象を残したいのか(価値)

  • どの順番で、どの言葉・ビジュアルで伝えるか(設計)

この一つひとつを丁寧に整理し、言葉とビジュアルに落とし込んでいくことが
デザインという仕事の、本質だと私たちは思っています。

 

「デザインがあって助かった」と思ってもらえる存在に

たとえばある企業の担当者さんが、
営業ツールを一新したあと「今までよりずっと話しやすくなった」と言ってくれました。

ある飲食店さんは、新しいメニュー表にしてから「お客さまの注文が増えた」と教えてくれました。

これらはすべて、「伝わる形」に整えたからこその変化です。

 

まとめ:デザインは「伝える力を整える仕事」

きれいに整えることも、見やすくすることも大事。
でもそれは、単なる“見た目の演出”ではありません。

言いたいことが届くようにするための“伝達手段”であり、“設計図”でもある。
だから私たちは、見た目の話だけでなく、
「想いの言語化」や「届けたい相手の解像度」にも丁寧に向き合います。

 

デザインって、結局なんのためにあるのか。
その答えは、「伝える力を最大限に発揮するため」。
ALO.は、そんなデザインをご一緒に考えていきたいと思っています。