日本のクラフトビール黎明期に創業し、常に革新的なビールをリリースしてきた株式会社所沢ビール。
特にスモークビール(燻製ビール)のラインナップは、本場ドイツを超え世界一を誇ります。
今回は、ウェブサイトのリニューアルにあたり、ALO .にお声がけいただきました。
現在、株式会社所沢ビールでは、スモークビール(燻製ビール)の「Smoke Craftスモーククラフト」をはじめ、最高品質の多様なビールを製造、販売しています。
今回、リニューアルの目的として以下の課題がありました。
・従来の「所沢ビール」ブランドに加え、「Smoke Craftスモーククラフト」ブランドの2つが存在。「Smoke Craftスモーククラフト」が、株式会社所沢ビールのフラッグシップブランドだと伝える。
・サイトから、ネットショップへの遷移をスムーズにする。
上記を、スマホでのユーザービリティを考慮し、複雑なページ構成にせず、ユーザーが迷子にならない分かりやすいサイトを目指しました。
課題へのアプローチとして、
明快なブランド分け
・TOPページではまず「Smoke Craftスモーククラフト」、次に「所沢ビール」のスライドが現れるようにし、ユーザーに2ブランドの印象が残るようにしました。
・さらに商品紹介ページでは、商品ごとでなくブランドごとに説明を分け、2ブランドあることが伝わる構成としています。
「Smoke Craftスモーククラフト」ブランドの強調
・「Smoke Craftスモーククラフト」ブランドの特設ページを作成。クラフトビールとは、から始まり、クラフトビールの歴史、株式会社所沢ビールでの試み、商品ラインナップを紹介しました。
押しやすい「ネットショップ」ボタン
・ネットショップはグローバルメニュー(ホームページの各ページに共通して設置されるサイト内の案内メニュー)と切り分け、フローティングメニュー(ディスプレイの特定の位置に固定されているメニュー)として配置。気になった時にすぐ購入できるようにしています。
デザインについて
株式会社所沢ビールのカラー「ブルー」をメインとし、焚き火や昼下がりのバー、アウトドアなどスモーククラフトが似合うシーンが切り取られています。
ウェブサイトのイメージは、株式会社所沢ビールの商品名は、すべてモダン・ジャズの帝王〜マイルス・デイヴィスの曲名にちなんでいます。デザインはマイルス・デイヴィスが活躍した時代の、モダンでエッジの効いたレコードジャケットにオマージュし、独自性の高いブランドイメージを演出しています。
Photo&Direction :Tokorozawa Beer
Web Design : Noriko Yokoyama
Program&Coding : Hitomi Nakamura